アントニオ猪木氏 核実験後の北朝鮮訪問の意図とは?
出典:ATP通信 撮影Kim Myong Min
アントニオ猪木参議院議員が7日、北朝鮮の首都ピョンヤン(平壌)を訪れました。
北朝鮮では9月3日に核実験を行い、成功させたという大祝賀パレードも行われました。
来る9月9日は、北朝鮮の建国記念日でまた大祝賀パレードが行われます。
テレビでよく見る大砲をトラックに積んで、兵士が膝を曲げずに行進するあのパレードです。
アントニオ猪木氏は建国祝賀パレードに招待されたのでしょうか?
ひとりの参議院議員が、国交のない国への訪問は自由なのかなと疑問に思います。
菅善偉官房長官は、北朝鮮へ訪問するのは知っていて、とめた。とされています。
アントニオ猪木参院議員の予定は、9月7日から11日の滞在予定です。
現在、北朝鮮への行くことは、「すべての日本国民が、行くことをやめるように(自粛)」と日本政府から発表されています。
そこへ参院議員が行っちゃうんですから、なにかよっぽどの「手土産」がないと、人々(政治家のえらいひと?)を納得させられないということで、菅官房長官は訪朝をやめるように言いましたが、そんなことはアントニオ猪木議員には通用しません。
「行くと言ったからには、行くんダァーーーッ!」で、行ってしまったわけですね。
アントニオ猪木氏は無所属なんで、訪朝を見送るように言われいるさなか、訪朝しても何のおとがめがないのです。
アントニオ猪木議員が力を入れているのは「拉致被害者問題」ですので、今回の訪朝でなにか進展があれば、「手土産」となりましょう。
自腹で行くのかな。海外視察という名目になるのでしょうかね。
菅義偉官房長官は4日の記者会見で、アントニオ猪木参院議員(無所属)が7~11日の日程で北朝鮮訪問を予定していることについて「全ての国民に北朝鮮への渡航の自粛を要請している。この政府の方針を踏まえ、適切に対応すべきだ」と述べ、訪朝見送りを求めた。
猪木氏は、朝鮮労働党幹部ら要人との対話を通じ、核・ミサイル開発問題で打開の道を探る意向とみられる。
出典:産経新聞